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横山秀夫 「影踏み」

2007.08.18

影踏み 感想4とまとめ



最後です。
横山さんの「影踏み」の感想、最終回。

一話完結のテレビドラマ連作風の作品。
全7話の5,6作目の2話分いきます。

前置きを四度。

主人公は真壁修一。
そして、耳元に啓二。

どうやらこの二人は兄弟らしい。
そして、影踏みらしい。

修一は、寝静まった民家を狙い現金を盗み出す「ノビ」と呼ばれる忍び込みのプロ。
この二人の曰くつきの物語が始まる。

【第7話 行方】

突然の来客。
来客者は久子。
久子は、修一のかつての恋人。

久子は、ストーカーに会っているという。
それはお見合いをして、結婚を考えていた男性。
双子で、でも入れ替わったりして、許せなくて。

放火、復縁、足を洗うきっかけ、双子のストーカーの真相。

最終話にして、修一と啓二の真相が描かれていて。
その裏で、今回の事件の真相が描かれていて。
その謎解きの妙。

物語は続いていくのか。


最後に、まとめを。

影踏みというのは、双子の兄弟がいて、その弟が不慮のというか、無理心中のような形で死んでしまい。
その弟が耳の裏で影となる。
そういう意味での、兄弟の影踏み。

この影踏みは、久子という、双子の二人が愛した女性の登場でまた複雑な流れを作り出す。
死んでしまった啓二の思い。
生きている修一の思い。
久子の思い。

いろいろな情念が渦巻く中で繋がっている物語。
そして、警察、ノビ、その他の犯罪者。

横山作品では、もしかしたら珍しい分類に入るかもしれない。
犯罪者側の立場で、それも半分霊的な展開で。
でもそこには、兄弟愛があり。
修一の、間違っていない行動や思い、強引なやり口があり。
起きる事件の謎解きがあり。

横山作品の入門篇として、この短編集を読むのはいいかもしれない。
もちろん、横山作品のいろいろならしさが入っているので、元のファンでも楽しめるし。
結構、読みきってしまう作品だった。

また、別の作品の感想なぞ。

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2007.08.12

影踏み 感想3



今度は少し短めに。
横山さんの「影踏み」、感想の続きいきます。

一話完結のテレビドラマ連作風の作品。
全7話の5,6作目の2話分いきます。

前置きを三度。

主人公は真壁修一。
そして、耳元に啓二。

どうやらこの二人は兄弟らしい。
そして、影踏みらしい。

修一は、寝静まった民家を狙い現金を盗み出す「ノビ」と呼ばれる忍び込みのプロ。
この二人の曰くつきの物語が始まる。

【第5話 使徒】

刑務所での約束。
子供のサンタクロースをするという。
ノビは、忍び込みのプロ。
サンタクロースはお手の物。

この子供に隠された秘話があり。
頼んだ相手も、本来するべき人の代わりに長年サンタクロースをしていて。

そして、真相が明らかになり。
子供からは手紙が届き。

中々の感動ものです。
ある意味謎解きですが、その謎の中にいろいろな情が詰まっていて。

【第6話 遺言】

宵空きの手口で売り出し中の泥棒。
28歳の青年だが、暴力団にリンチされて病院に担ぎ込まれて。

その男が寝言で修一の名前を呼んで。
見舞いに来たとたん、、、。
その遺言の謎を追いかけて。

リンチした暴力団の元締めは、4話で出てきた御影。
御影との対決、死んだ宵空きの青年の入院費を賄って。

謎が謎を呼び。
「ハボク」というキーワード
謎が謎を呼ぶエンディングへ。


最初に書いているとおり、既に連続ドラマを見る人になっていて。
既に登場人物たちに、情が出てきていて。
そして、過去の話からの登場人物があり、繋がっている、繋がっている。
こういう手法、ありそうで、それほど見ない感じでいいかも。

また、この作品か、前の作品か、次の作品か・・・・・・・、感想を。

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影踏み 感想2



少しあいてしまいましたが。
横山さんの「影踏み」、感想の続きいきます。

一話完結のテレビドラマ連作風の作品。
全7話の3,4作目の2話分いきます。

前置きを再び。

主人公は真壁修一。
そして、耳元に啓二。

どうやらこの二人は兄弟らしい。
そして、影踏みらしい。

修一は、寝静まった民家を狙い現金を盗み出す「ノビ」と呼ばれる忍び込みのプロ。
この二人の曰くつきの物語が始まる。

【第3話 抱擁】

ノビの仕事を途中で切り上げた日。
警察による職務質問。
自転車の持ち主、「久子」。

久子と絡んだ盗難事件。
久子の親友、職務左記でのプロポーズ。

揺れ動く心理、情愛、嫉妬、虚言。

事件の真相と、その裏に隠れる想い。
修一と啓二の関係、、、そして久子との。

この短い作品の中で、さまざまな人間ドラマが展開されていく。
こういう、事情が分かっている連作は、物語の展開が早くて。

【第4話 業火】

前作の一連のやり取りで、姿を見せなくなった啓二。
襲われる修一。
そして、啓二の声。
気がつくと病院送りに。

何故襲われたのか、怪我を負った修一は真相を突き止めるため。

キーワードは「ジゴロ」。
そして、御影の名前が浮き上がり。

「お前はシロだ」
「シロにした理由を教えろ」

意外なジゴロの正体が。


この作品集、いい感じですよ。
面白い。
短い中に、さまざまな要素が詰まっていて、それでいて少しずつ全体的な真相が分かってくる。
謎解きが、一作品ずつに詰まっていて。
意外な事実がそこここに。

また、この作品か、前の作品か、次の作品か・・・・・・・、感想を。

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2007.07.27

影踏み 感想1



でわでわ。
影踏み@横山さん、の感想行きます。

これ、前も書きましたが、テレビドラマの連作って感じで。
一話完結な感じで。

物語は7話構成。
その2話分の感想行きますよ。

その前に、簡単にことのなりゆきとか。

主人公は真壁修一。
そして、耳元に啓二。

どうやらこの二人は兄弟らしい。
そして、影踏みらしい。

週次は、寝静まった民家を狙い現金を盗み出す「ノビ」と呼ばれる忍び込みのプロ。
この二人の曰くつきの物語が始まる。

【第1話 消息】
いきなり出所のシーン。
3月25日早朝。

そして向かう、刑事一課。
パンチパーマの刑事吉川。

啓二はどうやら死んでいるらしい。
15年前の出来事。
そして、耳元で影踏み。

捕まった原因を調べて。
そこにある真実、化粧品の並び。

謎解きが見え隠れする短編ですな。
影踏みの意味が意味深で。
段々と真実が分かったり。

【第2話 刻印】
ショッキングな物語のはじめ。
1話で出てきた吉川が、いきなり溺死。

以前の事件に絡む女性葉子。
その葉子を無理やり愛人化した吉川。
脅し、強請り。

そして、女の幸せと殺人。
犯人は!?

この作品も、短いながら考えさせられる謎解きがあって。
ミステリーテラーの横山さんならではの、巧みな文章がここに。
結構いいかも。

また、この作品か、前の作品か、次の作品か・・・・・・・、感想を。

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2007.05.22

影踏み



おっす!。
横山秀夫さんの「影踏み」読んでますよ。

横山さん、久々だなぁ。
この作品、いきなり出所のシーンから。
窃盗罪での服役を終えた主人公修一。

最初ね、意味が分からなかった。
独り言言ってるような、二人で話しているような。
そして、少し読み進めると。
影踏みの影って、、、あぁ、そういうことねって。

一人の女性をめぐり業火に消えた双子の弟。残された兄。三つの魂が絡み合う哀切のハード・サスペンス。

って感じだそうです。
結構クールで、ハードボイルドチック。
あぁ、横山作品だなぁって。

そして、この作品は、短編がいくつかあるんですが、連作というか。
テレビドラマで、続き物を見ているというか。

また、前の作品か、次の作品か・・・・・・・、感想を。

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