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平山夢明 「独白するユニバーサル横メルカトル」

2007.05.20

独白するユニバーサル横メルカトル 感想3 そしてまとめ



平山さんの「独白するユニバーサル横メルカトル」の感想、最終回です。
最後の、2編を。
ようやく表題作が出てきます。

7.独白するユニバーサル横メルカトル
8.怪物のような顔の女と説けた時計のような頭の男

7編目、独白するユニバーサル横メルカトルは、地図のお話。
いきなり、地図は話し出すのですが。
何故ミステリーかっていうのは、この作品を読んで分かりました。
殺人事件がその裏に。

この地図、擬人化されていて、心を持っているし、見せ方を演出したりします。
主人公の父親のタクシー運転手。
いやな客。
そして、、、、。

これが「このミステリーがすごい!2007ベスト10」で1位ですか。
少しイメージと違うというか、そこまでとは。

8編目、怪物のような顔の女と説けた時計のような頭の男
監禁される女性。
女性を痛めつける男性。
拷問という言葉が正しい、焼いたり剥いだり折ったり砕いたり。
読み進めるのを躊躇するような表現。

それでも女性は毅然としていて、思わせぶりで。
男性は、数字のゲンを担ぐ感じで、いや数字の流れに生活をかけているというか。
その数字を女性は、、、。

最後にまとめですが。
この作品集、マニア向けですな。
好きな人もいると思うけど、あまり一般的でないというか。
自分は、少しなじめなかったです。
ただ、表現の仕方やグロテスクな感じを除けば、それなりに考えさせられる裏のストーリー性があって。
興味がある人は読んで、、、くらいしかいえないけど。

また、前の作品か、次の作品か・・・・・・・、感想を。
あぁ、これからまた少し更新が遅れるかもしれませんが、ご勘弁を。<(_ _)>

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2007.05.19

独白するユニバーサル横メルカトル 感想2



平山さんの「独白するユニバーサル横メルカトル」の感想、続き行きます。
そして、続きの3編を。
まだ、表題作は出てこないんですが。

4.オペラントの肖像
5.卵男
6.すまじき熱帯

4編目、オペラントの肖像は、少し難しかった。
オペラントとは、条件付けの意味のようで。
世界はその後、オペラントに支配されるというお話。
このオペラント違反を取り締まったり、隠れオペラント違反がいたり。

オペラント違反として取り締まられてしまうと、恐ろしい結末が待っていて。
そして、その取締りをやっているんだか、やられているんだか、とか。

難解な中に、摂理的な、法則めいた裏が隠されている感じの作品。
やはり、少し難解。

5編目卵男は、殺害現場に必ず卵の殻を残す、殺人者のお話。
既に、掴まっていて、取調べを受けたり、独房に入っていたり。

人間型ロボット、アンドロイドの開発の話が突然でてきて。
一体誰がアンドロイドなんだよって。
騙し騙され、本物は誰だ、みたいな。

読み終わると、結構深いな、、、という感覚を覚える作品。
結構深い、そしてあぁなるほどって。

6編目のすまじき熱帯。
熱帯に一攫千金を夢見て突き進む親子。
これがただの親子ではなくて。

捕らわれてみたり、裏切りがあったり、色恋沙汰があるようなないような。
少しグロテスクな描写の中に、結構驚かされる展開が待っていて。

最初の読みはじめからは想像も付かない展開が待っている作品です。
あっと驚く感じ。

最初の3編に比べたら、グロテスクさや生々しさが薄められている、、、とはいうものの。
一種独特の、どんでん系、どのように転ぶかよく分からない、そんな奇天烈な作品だと思います。
この世界観が好きな人って、いるんだろうな、、と思います。

また、この作品か、前の作品か・・・・・・・、感想を。

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2007.05.10

独白するユニバーサル横メルカトル 感想1



この作品、短中編がたくさんあるので、何回かに分けて。
あぁ、平山さんの「独白するユニバーサル横メルカトル」の感想です。

まずは、最初の3編を。

1.ニコチンと少年 -乞食と老婆
2.オメガの聖餐
3.無垢の祈り

1編目、ニコチンと少年は、突然いじめられるようになった「たろう」の物語。
そのたろうが、乞食のおじいさんと知り合います。
これは、何を言いたいのかよく分かりませんでしたが、おじいさんが親しくしてくるようになると、たろうがおじいさんを・・・。
弱いものは弱いという、人の本質を描きたかったのでしょうか?
非常に、乱暴な、そして残酷な描写にのっけから驚きながら。

2編目、オメガの聖餐は、400kgを超える体重を持つオメガのお話。
この作品は、よりグロテスクに、ショッキングに物語が進んでいきます。
何でも、オメガというのは、隠蔽のために殺された人を食べてしまうという。
吐瀉物や汚物、人肉を食らう様子が、非常に生々しく、そしてグロテスクで。
ここでは、人生や輪廻、繰り返しなんかが語られているのだろうか。

3編目の、無垢の祈りは、学校でいじめられるふみの話。
殺人者の奇跡をたどり、痕跡を残しながら、殺人者に出会いたいと祈る。
この作品は、悲惨な生活や扱いの中で救いを求める少女の物語なのか。

普通の人であれば、結構読み進めるのが辛いし、いちいち突っかかってしまう感じ。
表現の裏にある、ここで何をいいたいかとかを考えて読んで初めて、その意味や思いを汲み取れる部分が出てくるのかもしれない。
もちろん、こういう物語を好む人もいるだろうが、万人向けではありませんね。

今回は、、「このミステリーがすごい!2007ベスト10」で1位に輝いたことで読み出したのですが、果たして。

また、この作品か、前の作品か・・・・・・・、感想を。

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2007.03.21

独白するユニバーサル横メルカトル



螺鈿迷宮は、実は途中で挫折してしまいました。
ひさびさ。
少し間をおいていってみたいと思います。

何だか、更新もままならず、感想も全然書いていなくて申し訳ありません。
でも、少しずつ、少しずつ、本は読んでいるので。

今回は、平山夢明さんの「独白するユニバーサル横メルカトル」です。
この作品、あの地図の図法「メルカトル図法」のメルカトルです。
そう、地図が独白するお話。
なんともまぁ、不思議な感じで。

でも、「このミステリーがすごい!2007ベスト10」で1位に輝いたお話です。
ちなみに、、、
 1.独白するユニバーサル横メルカトル    平山夢明     光文社
 2.制服捜査                佐々木 譲    新潮社
 3.シャドウ                道尾秀介     東京創元社
 4.狼花 新宿鮫IX              大沢在昌     光文社
 5.銃とチョコレート            乙 一      講談社

なんせ、著者が実話怪談のスーパースターというらしく、怖い。
他の作品も、非常に怖い。
ものすごい描写とショッキングなシーン、血、悲鳴。
こういうのもミステリーって言うんですねぇ、、、って感じで。

短編なので、いろいろ入ってます。

また、この作品か、前の作品か・・・・・・・、感想を。

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