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村上春樹 「東京奇譚集」

2006.02.26

東京奇譚集 ~5編目 品川猿 感想


cover

村上さんの短編集「東京奇譚集」5編目、最後の作品です。
タイトルは「品川猿」。

他の作品は「新潮」という月刊文学誌で発表されたようですが、この作品は書下ろしらしくて。

「奇譚」がテーマの本作品集。
この作品は少し流れが違うかなと。

猿が出てくるです。
それも、しゃべるです。

自分の名前を思い出せない女性。
カウンセリングを行う、特殊能力を持った女性。
そして、猿。

いびつな関係ですが、これが村上ワールドでしょうか、いろいろ繋がっていると言うか、流れている。
それもこれも猿が握っているという。

そいういう意味では「奇譚」なのかもしれません。
自分の名前を思い出せない女性の過去と、現在と。
そこに猿が。
カウンセリングの女性が全てを解明すべく。

おぉ。
これはやはり村上ワールドですな。

久々に読んだ村上さんの作品。
短編はやはり少し物足りない気もしないでもないでした。
そうはいっても、なかなか。
軽く読める村上作品と言う感じですか。

ではまた、次の作品の読中記や感想なぞ。

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2006.02.16

東京奇譚集 ~4編目 日々移動する肝臓の形をした石 感想

村上さんの短編集「東京奇譚集」、4編目です。
タイトルは「日々移動する肝臓の形をした石」。
何故、こんなタイトルが書けるのか分りません。
村上流タイトルっぽい感じで。

では、感想行きます。

親しく膝を交えて話をするような、うちとけた間柄ではない父親からの言葉。
「男が一生に出会う中で、本当に意味を持つ女は3人しかいない」
おぉ、意味深。

そして、主人公は小説家で。
出合った女性は職業がなぞで。
主人公が小説の中で、肝臓の形をした石の物語を書き。
出合った女性は物語の方向性を示し。

肝臓の形をした石は、この物語の主人公が書く物語の中で移動して。
そして、物語の中でも移動して。
そう、現実の世界でも、、、なんて。

この作品も、ある意味村上さんらしく、そして、謎に満ちていて。
奇譚なんだろうかと。

出合った女性は姿を消し。
そして、肝臓の形をした石は移動する。
親しく膝を交えて話をするような、うちとけた間柄ではない父親の言葉が意味ありげに。

ではまた、村上さん短編集、別の作品の感想なぞ。

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2006.02.12

東京奇譚集 ~3編目 どこであれそれが見つかりそうな場所で 感想2

村上さんの短編集「東京奇譚集」、3編目「どこであれそれが見つかりそうな場所で」の感想を。
今度はほんとにいきます。

突然いなくなった夫。
その夫を探す妻。
「私がこれからなそうとしている行為」
そして、「どこであれそれが見つかりそうな場所」

この作品は、何回ですが村上さんらしい、そんな作品。

いなくなった夫は、マンションのひとつ下の階の夫の母親がいるところから、、、
「すぐ食べられるように朝食の用意をしといておくれ。お腹が空いたよ。」
と言い残して。

不思議な感じですが、今回のテーマとなる「奇譚」のひとつとしてはありかも。
少し安易な結末に思える部分も無きにしも非ずですが。

ではまた、村上さん短編集、別の作品の感想なぞ。

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2006.02.10

東京奇譚集 ~3編目 どこであれそれが見つかりそうな場所で 感想

村上さんの短編集「東京奇譚集」、3編目「どこであれそれが見つかりそうな場所で」の感想をかこうかなと思いつつ。
そうはいっても、今書けない気がするとか。
これは初の試み。
次回持ち越し、感想なし!

なんだそれ。
いやはやそういうときもあります。

ではまた、村上さん短編集、別の作品の感想なぞ。

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2006.02.06

東京奇譚集 ~2編目 ハナレイ・ベイ 感想

そして、村上さんの短編集「東京奇譚集」、2編目「ハナレイ・ベイ」の感想を。
「ハナレイ・ベイ」というのは、ハワイのカウアイ島にあるリゾート地だそうで。

『サチの息子は十九歳のときに、ハナレイ湾で大きな鮫に襲われて死んだ。』

衝撃的な始まり方です。
主人公はサチ。
息子の死から10年以上がたっていて。

そんなときに発生する偶然。
日本からの若者の旅行者。
毎年訪れるハナレイ・ベイ。
ピアノの演奏。

人は、死んでも魂が残っているなんて。
そして、また会えるなんて。
そんなことあるのかな。
そういうことでもあれば、「死」というものが、少し怖くなくなるのに。

そんなサチは、再びハナレイ・ベイで海を眺めてるのかな。
そんなお話。

ではまた、村上さん短編集、別の作品の感想なぞ。

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2006.02.04

東京奇譚集 ~1編目 偶然の旅人 感想

それでは、村上さんの短編集「東京奇譚集」の感想を。
まずは、1編目「偶然の旅人」から。

この作品は、ピアノの調律師をしているゲイのお話。

よく行く、アウトレット・ショッピング・モールのカフェ。
そこで、主人公の調律師はよく本を読んでいる。

そして、偶然に出会った女性、同じ本。

その女性が結び付けてくれた確執のあった姉との再会。
そして・・・。

びっくりするような偶然ではないけれども。
それは、もはや必然のような。
そして、繋がりは人生の流れを変えていくような。
村上さんの「奇譚」はソフトタッチな感じで始まりました。

ではまた、村上さん短編集、別の作品の感想なぞ。

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2006.01.24

東京奇譚集

横山さんの「震度0」、読み終わりました。
なかなか凄い結末、もしかしたら、あえて読中期を一回挟んで感想かも。

そして、村上春樹さんの「東京奇譚集」を読み始めました。

偶然?必然?そして神の導きか、自然の摂理か、それとも時の流れが引き起こした奇跡なのか。
奇譚(きたん)とは、不思議な、あやしい、ありそうにない話。
しかしどこか、あなたの近くで起こっているかもしれない物語。

この作品、始まり方が非常に印象的です。
村上さんご自身が、最初の語り手として物語をエスコートしてくれます。
偶然にまつわる2つのご自身のエピソードを交えて。

村上さんの作品は久しぶりなので、少し期待しつつ。
そして、物語は5つの珠玉の短編へと。

 1.偶然の旅人
 2.ハナレイ・ベイ
 3.どこであれそれが見つかりそうな場所
 4.日々移動する腎臓のかたちをした石
 5.品川猿

ではまた、いろいろ貯めている感想や、村上さん短編集感想なぞ。

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