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オムニバス 「I LOVE YOU」

2005.11.07

I LOVE YOU ~6編目 本多孝好 「Sidewalk Talk」 感想


cover

久々の更新となってしまいました。<(_ _)>
それでは、「I LOVE YOU」5編目の本多孝好さん「Sidewalk Talk」の感想です。

最後の「I LOVE YOU」は少しずつ不協和が聞こえ出した結婚カップル。
物語の始めで既に離婚をしようという感じの出だし。

付き合っている恋人が別れるときと、結婚した夫婦が別れるときにはどれほどの違いがあるのだろう。
恐らく、年月やその関係だけでなく、近づいた距離感や近づけなかった心の大きさだけその違いがあるだけで、結婚しているかどうかはそんなに関係ないのかもしれない。

そんな関係に中で、出会った頃に交わした言葉が二人に新しい道を作る。
そんな感じの作品。

6編目のI LOVE YOUは、積み重ねた時間と、出会った頃の気持ち、そして別れを決意した二人の物語。
そこには、新しい未来が待っているのかいないのかとか。

総評。
この作品集、悪くない。
というか、最近の文学界を代表するような若手のホープの競演という話題性も抜群の作品集。
しかし、何と言うか、まとまりがあまりないですな。
物語の長さや深さが違う、それもそうなのですが、向かっている方向性というか、作品集を通じての一貫性というか。
まぁ、そういうものは必要ないのかもしれないけど。

ではまた、次の作品の感想を。

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2005.10.18

I LOVE YOU ~5編目 中村航 「突き抜けろ」 感想

いやはや、5編目の中村航さん「突き抜けろ」の感想です。

不安定で、不確定なことを抱えながら付き合いを続けるのが難しいカップル。
中村さんも、たあさんの知らない作家さんでした。

この作品は、「I LOVE YOU」の中では少し移植かも。
出だしこそ、不安定で、不確定なことを抱えながら付き合いを続けるのが難しいカップルの話ですが、話は男友だとト、その先輩の話へ展開していく。
男の友情と言うか、男の付き合いと言うか、その裏で彼女との付き合いがあると言うか。

彼氏と彼女は、エッチをする目標日程を決め、そして先輩と富士山に登る。
なんか、不思議な展開ですわ。

5編目のI LOVE YOUは、男の付き合いと、彼女との安定した確定的な付き合い。
相対していそうで、そんなでもない。

ではまた、次の作品の感想をおいおい。
そして、荻原さんの「明日の記憶」の感想のそのうち。
ってか、そのうち、そのうちと言いつつ、一体いつ書くんだよっていうか。

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2005.10.11

I LOVE YOU ~4編目 中田永一 「百瀬、こっちを向いて」 感想

それでは、4編目の中田永一さん「百瀬、こっちを向いて」の感想です。

中田さんは、この有名な作家さんの中にあってたあさんは知らない人でした。
ところがどっこい、なかなかいい作品を書く。

主人公が高校の時、幼馴染で中の良かったヒーロー的存在の先輩。
その先輩にはヒロイン的存在の彼女が。
そんな彼女のほかに付き合う彼女、それが「百瀬」。

百瀬がヒロインにばれることを恐れたヒーローは、主人公の彼女だということにして、世間を欺く。
主人公は、もてない君。
そんな、もてない君に突然彼女ができたということで。

なんか、複雑な物語構成ですが、なかなかいい感じでしたぞ。
特に、もてない君である主人公の心の動き。
もてない君にも、恋の神様は宿る。

ありえないような、ありえるような、そんな物語は結末に向かうんだけど、この物語、現在から高校時代への回想となっていて、その回想の先に物語の結末が待っているようないないような、、、。
なんだそれ。

4編目のI LOVE YOUは、ヒーローでもてもての先輩と、もてない君の微妙な関係ともてない君の恋って名感じの物語。
そいでもって、その真ん中に陣取る百瀬。
そして、百瀬の選択とは、、、。

ではまた、次の作品の感想をおいおい。
そして、荻原さんの「明日の記憶」の感想のそのうち。

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2005.10.08

I LOVE YOU ~3編目 市川拓司 「卒業写真」 感想

それでは、3編目の市川拓司さん「卒業写真」の感想です。

スターバックスで急に声を掛けられた相手は、昔のクラスメイト。
それも、同じ苗字が2人いて、、、。

なんだかね、頭を読み始めたら、「あぁ、市川さんの作品だ、、、」と思うわけです。
そんな雰囲気の短編でした。

3編目のI LOVE YOUは、学生時代の淡い思い、そしてその続きの物語。
そこに人違いが入ってきて、そいでもって、、、。

スターバックスでのひと時を切り出した短い作品だけに、続きが気になると言うか、短編とは言えもう少し長く彼よ、こら、と言うか。
まぁ、かく~くまとまっています。

ではまた、次の作品の感想をおいおい。
そして、荻原さんの「明日の記憶」の感想のそのうち。

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2005.10.02

I LOVE YOU ~2編目 石田衣良 「魔法のボタン」 感想

それでは、2編目の石田衣良さん「魔法のボタン」の感想です。

「魔法のボタン」ごっこというのがあって、右肩のボタンを押すと透明人間になり、左肩のボタンを押すと石になるという。
幼稚園からの幼馴染で、男と女として意識などしたことがない、そんな関係。
男が失恋し、女が慰める、そんな関係。
2編目のI LOVE YOUは、そんな関係がLOVEに変わる瞬間。

石田衣良さんって、意外とラブストーリーが少ないんではないかと。
貴重なラブストーリーですな。

いやまぁ、なかなかよい感じで進んでいくこの作品集。
魔法のボタンと、幼馴染の恋、その結末は涙だったりして。

ではまた、次の作品の感想をおいおい。
そして、荻原さんの「明日の記憶」の感想のそのうち。

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2005.09.27

I LOVE YOU ~1編目 伊坂幸太郎 「透明ポーラーベア」 感想

では、まず1編目の伊坂幸太郎さん「透明ポーラーベア」の感想行きます。

まず、ポーラーベアとはホッキョクグマのことらしく。
そして、主人公と、その姉の分かれた彼氏たちが物語を作っていくようで。
動物園、姉の彼氏、ホッキョクグマ。
繋がってる、そして、繋がってる。

ホッキョクグマの毛の色は?
姉は、彼氏と別れると旅に出る。
そして、姉はどこかに言ってしまったんだけど、、、。
そう、繋がっている。

「I LOVE YOU」とうタイトルの割りに、この作品は家族的というか、人と人の繋がりと言うか。
そんな感じの短編に仕上がっています。

丁度この間伊坂さんの「死神の精度」を読み終わったところですが、何だか全然違う話なのに伊坂節というか、そう、繋がっている、、、。

出だしなかなかよいですよ、この作品集。

ということで、次の作品の感想をおいおい。
あと、荻原さんの「明日の記憶」の感想のそのうち。

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2005.09.22

I LOVE YOU

荻原さんの「明日の記憶」は読み終わりました。
そして、感想はまた今度。

そいでもって、オムニバスの作品「I LOVE YOU」を読み始めました。
いやいや、この作品、物凄いオムニバスです。
至上稀に見る豪華作家陣を集めた、作品集ということです。

この豪華作家陣を見て驚いてくれぇ。

 伊坂幸太郎 透明ポーラーベア
 石田衣良  魔法のボタン
 市川拓司  卒業写真
 中田永一  百瀬、こっちを向いて
 中村 航  突き抜けろ
 本多孝好  Sidewalk Talk

まさに、丁度今脂の乗り切った、素晴らしい作家さんたちです。

どんなオムニバスに仕上がっているのか。
題名が「I LOVE YOU」だけに、至極の恋愛小説となっているのだろうか。

ということで、作品の感想をおいおい。

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