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石田衣良 「反自殺クラブ -池袋ウェストゲートパークⅤ」

2005.04.11

反自殺クラブ -池袋ウェストゲートパークⅤ ~反自殺クラブ 感想


cover

石田さんの池袋ウェストゲートパークⅤの最後の作品、4作目で表題作の「反自殺クラブ」の感想なぞ。

自殺系サイトというものがネットであるらしい。
そのサイトでは、自殺の仕方が書かれ、自殺に使うクスリや道具のやり取り、自殺したいものが集う掲示板など、自殺にまつわる様々な情報を提供してくれるそうだ。
今回は、そんな自殺系サイトを相手に、自殺を阻止しようという「反自殺クラブ」の物語。

反自殺クラブは、親が自殺した連中が結成したクラブ。
親の自殺というのは、子供に伝染というか、暗い影を落とすようだ。
そんな連中が、自殺系サイトで自殺を斡旋する「スパイダー」なる人物と対決する。

自殺をするということ。
人は、生まれてきたからには必ず死ぬ。
それなのに、わざわざ急いで死にたいと思うということは、そのような状況になったことがないのでよく分らない。

生きていくことが苦しいと思うこと。
まぁ、そればっかりで自殺する訳ではないと思うけど、結果的に人は死んでいくものなので、そのゴールとしての死に憧れたり、逃げたりするということだろうか。

死にたくなくても死んでいく人がいる。
生きていられるのに死んで行く人がいる。
死んだらどうなるの?
死んだら苦しみから解放されるの?
死というものは、結局分らないことなので、いろいろな解釈があるということなのかもしれない。

反自殺クラブ -池袋ウェストゲートパークⅤを読み終わって。
やっぱ、よいですわ、このシリーズ。
これはねぇ、お薦めですよ。
例えば、現代版のヒーローもの、そんな感じ。

では、また次の作品の感想か読中記なぞ。

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2005.04.05

反自殺クラブ -池袋ウェストゲートパークⅤ ~死に至る玩具 感想

そして、石田さんの池袋ウェストゲートパークⅤ3編目「死に至る玩具」の感想なぞ。

お店に並ぶスーパーモデル顔負けの人形。
その人形を作る会社が委託した中国で、重労働の末に殺された女の子がいた。
今回は、そんな姉を持つ、池袋でチャイニーズマッサージの客引きをする凄腕キャッチガールの物語。

過酷な労働条件で働く人がいる。
お店で並ぶ商品を買いに行く人は、そんな裏の作業は分らない。
かわいい人形も、大勢の重労働や犠牲の元作られていることがあるかもしれない。
価格破壊、安売り、コスト削減、大量消費、、、そのしわ寄せはどこかで消化されているということ。

今回の主人公は、姉の無念を晴らすために、別の誰かが同じ悲しみを味わうことのないように日本にやってきた。
そして、企業に対して戦いを挑む。
社会主義の国で起きた出来事を、資本主義の日本で悔い改められるか。(;゜ロ゜)ハッ

確かに安いものが大量に出回る時代である。
その裏で、安いものを作る人のことを考えたことなど、まずない。
よくよく考えると、「こんなに安いのか」と思えるものも利益を出している訳で、そのコスト構造というものは計り知れない訳で。
つまり、安いものには安く作れる秘訣があるか、安いコストで作っているということで。
まぁ、当たり前の話だけど。

世の中には表面に見えないものは多くあるけど、その裏で悲しんでいたり苦しんでいたりする人がいるということ。
考えさせられる作品でした。

では、また次の作品の感想なぞ。

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2005.04.03

反自殺クラブ -池袋ウェストゲートパークⅤ ~伝説の星 感想

少し、書き込みサボっててすいません。
木曜日に仕事で名古屋へ行ったのですが、トラブって戻れなくなってました。(ToT)
そんな話は少し日記に書いたりしてみるので、お暇な方は左の欄のリンクから覗いてみて下さい。

では、石田さんの池袋ウェストゲートパークⅤ2編目「伝説の星」の感想なぞ。

芸能界で一度有名になった人。
今回は、誰もが口ずさむことのできるヒット曲を持った、そんな伝説のシンガーの物語。

恐らく、一度でも芸能界でいい目を見た人は、落ちぶれたり、ヒット曲に恵まれなかったり、人気が翳ったりしても、全盛の頃の感覚をいつも持ち合わせてるんだろう。
ずっと一線で活躍できる人は一握り。
なかなか厳しい世界。

今回の主人公の伝説の星は、新曲を引っ提げてロックミュージアムを池袋に作ろうとする。
その土地というのが曰く有りげで、何やら怖い人たちと関係があるとか。
そして、ゲリラライブ。
伝説の星は、再び伝説を起こせるのか。(;゜ロ゜)ハッ

まぁ、もちろん有名になどなったことはないのですが、知らない人たちが自分を知っていたり、街を歩くだけで人騒動起こしたり、、、そんな世界に住む人は、やはり一般の人とは異質な存在なんだと思う。
常に見られることを意識し、また見られることがステータスとなり。
有名税なんていう言葉があるくらいだから。
人にはいろんな幸せの形があると思うけど、そういう人たちは、そういう状況に置かれていることが幸せなんだろう、、なんだろうか?
いやはや、別世界のお話ですな。

では、そのうち次の作品の感想なぞ。

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2005.03.29

反自殺クラブ -池袋ウェストゲートパークⅤ ~スカウトマン・ブルース 感想

では、石田さんの池袋ウェストゲートパークⅤ1編目「スカウトマン・ブルース」の感想なぞ。

毎度いろいろな事件が起きてしまう訳ですが、そんな難事件に巻き込まれつつ次々に解決してしまう、痛快な、そしてクールな、そしてちょいとお茶目な主人公マコトが織り成すストーリー。
舞台は池袋にあるウェストゲートパーク。
テレビドラマ化されて、ドラマではTOKIOの長瀬くんがマコトを演じてたという。
IWGPなんて略されてたりもする。

女の子を風俗に勧誘するために街を彷徨うスカウトマン。
今回は、女の子に声を掛けてその気にさせる、天才スカウトマンの物語。

風俗の世界というのは、比較的良くわからないのですが、怖い人などが後ろにいたり、犯罪の臭いがしたり。
そんな風俗の世界で、天才スカウトマンを慕う喫茶店のウェイトレスが、騙され、汚され、半強制的に風俗の世界に陥れられます。
バックには暴力団。
そんな事件をマコトがどう料理するのか。(;゜ロ゜)ハッ

いやいや、久々に池袋ウェストゲートパークの世界を味わいました。
やっぱ、いいですねぇ、このシリーズ。

では、そのうち次の作品の感想なぞ。

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2005.03.25

反自殺クラブ -池袋ウェストゲートパークⅤ

阿部さんの「グランド・フィナーレ」、残りの短編2編は読み終わりました。
感想はそのうち。

芥川賞の次は直木賞と思ってたのですが、大好きな「池袋ウェストゲートパーク」の最新刊が登場したので、先にこっち行きます。

もう、この作品は大ファンなのです、はい。
むしろ、大好物です。
今回は、既に5作目になりますが、毎回主人公のマコトのクールなストーリー展開が新鮮です。
中編程度の比較的短い連続物なのですが、スピード感というか、ビート感というか、カッコイイ感じが好きです。

今回は、表題作の「反自殺クラブ」のほか、
 「スカウトマン・ブルース」
 「伝説の星」
 「死に至る玩具」
の、合計4編で構成されています。

また、マコトに会える。((o(^∇^)o))わくわく

では、そのうち感想なぞ。

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