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阿部和重 「グランド・フィナーレ」

2005.03.27

グランド・フィナーレ ~新宿ヨドバシカメラ/20世紀 感想


cover

いよいよ、阿部さんの「グランド・フィナーレ」、最後の2編、「新宿ヨドバシカメラ」「20世紀」の感想を。
この作品たちも、短編になります。

「新宿ヨドバシカメラ」
 この作品は、写真とのコラボという企画で書かれた小説だそうです。
 写真がなかったので、雰囲気があまり見えませんでしたが。
 内容としては、新宿に関する考察と、主人公の股間を東京都庁に例え、その横にあるホクロをヨドバシカメラに例えた、まか不思議な作品。
 ちょいと難しかった。

「20世紀」
 この作品はm5つのデザインのSony製品に合わせて発表された作品だそうです。
 5章からなりたっていて、デザインのテーマに関連付けられているそうな。
 神の町をテーマに、ひそかに恋愛小説のようであり、未来を占ったり、過去を振り返ったり、テーマがSony製品だけあって、「聴く」という隠れテーマも。
 
この2編は、少し難解な薀蓄が満載の、不思議な作品です。
結局、阿部さんの作品は不思議なものが多く、また何故だか読み進ませるという
言わば文章の力を感じる作品たちでした。

では、次の作品の感想なぞ。

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2005.03.24

グランド・フィナーレ ~馬小屋の乙女 感想

阿部さんの「グランド・フィナーレ」、2編目の「馬小屋の乙女」の感想です。
この作品は、短編になります。

読み終えた感じ、なんともまぁ、不思議な感じで。
主人公のトーマス井口さんが、遠路はるばる「しびれふぐ」というレアアイテムを買いにいきます。
「しびれふぐ」というのは、大人のおもちゃと思われ。

そのお店に辿り着くまでの表現、お店で起こる、摩訶不思議な出来事。
いやぁ、アナザーワールド全開って感じです。
題名の「馬小屋の乙女」とは恐らく・・・

最初の「グランド・フィナーレ」とは、また全然違った趣のある作品だこと。
文章のくどさや表現力は、合い通じるものがありますが。

うむ、阿部さんの作品には不思議な魅力があるなと。

では、次の作品の感想なぞ。

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2005.03.23

グランド・フィナーレ ~グランド・フィナーレ感想

阿部さんの「グランド・フィナーレ」、表題作の感想行きます。
この作品、1と2から成り立ってる話を前回書きましたが、2です。

2は、1と打って変わって反省の毎日から始まります。
小さな女の子を敢えて避ける生活。
仕事も辞め、プーになってしまった主人公は、しばらくプラプラした後に実家の文房具店で働きつつ。

そんな中、ボランティアで、小学生の劇の監督なんぞに。
そして、二人の少女と出会うという。

たぶん、1は2の布石で、この作品は落ちた人間の再生の物語なのです。
二人の少女が曰く有りげなのですが、これまた予想外の展開が待っていた。

結局のところ、この作品、今までにない表現力と、1と2のギャップ、展開の妙が芥川賞なのであると思う訳です。
それほど長い作品ではないので、細かく書くと内容が分ってしまうので、キーワードを少し書くと・・・

 1:ロリコン、誕生日、失敗、ドラッグ、忠告
 2:少年殺人犯の妹、仲良し二人組、いじめ、卒業

中編なのですが、もう少し物語が続くといいな、、、などと思いつつ。
出だしの割りに、読み終わったあとの爽快感があるという、不思議な感じ。

では、次の作品の感想なぞ。

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2005.03.22

グランド・フィナーレ ~グランド・フィナーレ読中記

阿部和重さんの「グランド・フィナーレ」の表題作「グランド・フィナーレ」は中編小説でした。
それでは、表題作の読中記を。

この作品、1と2から成り立ってます。
まず、1の感想をいきます。

これ、最初凄いです。
かいつまんで書くと、少女の裸体写真を撮ってお金を儲けていたロリコン主人公が、奥さんにバレて離婚されてしまうが、娘に執着し、誕生日に雨の中こっそり覗き見に行くと。
少し、書き方悪いですが、そんな感じです。

これが芥川賞!?などと思いつつ、あのですね、文章に力があるというか、読ませられる感じです。
帯に「文学がようやく阿部和重に追いついた」と書かれるだけあって、納得するような、しないような。

なんか、自己分析が凄い訳です。
分っていてやってしまう衝動。
裏を読む計画。

実は、既に2を結構読んでいるので、その布石としての1は、あぁそういうことかというような。
なかなかやりますな、阿部さん。

ロリコンについての考察。
自分は、そういう趣味がないのですが、幼い女の子に対して女性としての興味を抱くということとは。
いや、決め付けてはいけない。
女性としての興味というか、性的な興味というか、ただかわいいという興味か。
確かに、子供はかわいい。
そこに、裸を見たいとか、悪戯してしまう心境・・・・うむ、分りません。
あぁ、考察になってないですな、、、すいません。<(_ _)>

では、またそのうち感想なぞ。

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2005.03.16

グランド・フィナーレ

えぇ、市川さんの弘海は読み終わりました。
感想は、また今度。

次は、阿部和重さんの「グランド・フィナーレ」を行っときます。
この作品は、第132回芥川賞受賞作です。
やっぱ、芥川賞と聞くと、読んどきます。

この作品は、詳細不明、これから読むところなのですが、帯を見ると
 「文学が、ようやく阿部和重に追いついた」
などと書かれており、何だか先進的な文学というものが読めるのかなと。
阿部さんの作品は初ですが。

で、実は「グランド・フィナーレ」は短編というか中編というか、短めの小説で、その他3編が収められているという。
その他に、「馬小屋の乙女」「新宿ヨドバシカメラ」「20世紀」という作品が続いてまいります。

では、またそのうち感想なぞ。

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