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法月綸太郎 「生首に聞いてみろ」

2005.06.15

第5回本格ミステリ大賞

第5回本格ミステリ大賞に、法月綸太郎さんの「生首に聞いてみろ」が選ばれたらしいです。
この作品、何気に10年もの月日をかけて書かれたもののようで。

第5回本格ミステリ大賞に法月綸太郎さん

法月さんの顔写真なんかも載ってたりして。(写真右)

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2005.03.07

生首に聞いてみろ 感想


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ようやく、法月さんの「生首に聞いてみろ」の感想なぞ。

推理小説って言うのは、感想で内容を明かしてしまうと、そのままネタバレになってしまうところが辛い。
率直な感想からいうと、何とまぁ、こんな複雑なネタをここそこあそこに忍ばせてるなぁ、、、、っていう、いわば感嘆符です。

まず、登場人物が多い。
で、それで判り辛いかって言うと、そんなこともない。
主題の「生首」も、中盤までは石膏像の首が話の中心で、中盤になってようやく本物の生首が出てくるあたり、にくい演出です。
生首を題材にしていても、決してオカルトチックでもなく。
芸術の世界を描いていて、格調高き装いもあり。
そして、謎解き。
謎が解ける瞬間って言うのは、比較的物語の最後のほうと相場が決まっていますが(自分の中でですが・・・)この作品の凄いところは序盤から謎解きの嵐。
少しずつ前に進んでいるようで、いやいやそんなことはないというか。

ストーリーテラーとしては、文章に少し癖があるというか、癖がないというか独特の雰囲気なので、もしかしたら好き嫌いがあるかもしれませんが。
どちらかといえば、謎解きが多い割には淡々と話は進行され。

複雑にからむ線と線が、最後で繋がって来て、おぉ、そういう結末?
って名具合ですわ。

前評判どおり、正統派の探偵もの推理小説で、謎解きの醍醐味が満載。
文章が推理物のゲームチックなのを除けば、推理小説好きにはたまらない一冊でしょう。

では、そのうち次の作品の読中記か感想なぞ。

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2005.03.02

生首に聞いてみろ 読中記3

さぁ、終盤戦。
法月さんの「生首に聞いてみろ」の読中記です。

終盤戦に差し掛かってまいりましたが、謎が謎を呼ぶ展開です。
推理小説なのでいろいろ書けないのが残念ですが、ここで勝手に登場人物紹介。

 法月綸太郎・・・主人公の作家で、探偵のように事件に関与する
 法月警視 ・・・主人公の父で警察屋さん

 田代周平・・綸太郎の友人で、写真家

 川島伊作 ・・・石膏を使った作品を作る芸術家で、今回主題となる石膏像「母子像」の作者 妻と離婚している
 川島江知佳・・川島伊作の娘 川島伊作の最後の作品のモデルとなる
 国友レイカ・・・川島伊作の内縁の妻
 川島敦志 ・・・川島伊作の弟
 川島律子 ・・・川島伊作の元妻 伊作と離婚後各務順一と結婚する 「母子像」のモデル

 宇佐見彰甚・・・美術評論家で、川島伊作の美術展のコーディネーター

 堂本峻  ・・・川島江知佳の元恋人で、その後江知佳にストーカ行為を働き隔離される

 各務順一 ・・・歯科技師 各務結子と結婚したが、結子の死後川島伊作の元妻律子と結婚する
 各務結子 ・・・各務順一と結婚したが、川島伊作と不倫し自殺 
 
登場人物はまだまだいるのですが、結構多いのでこの辺で。
誰と誰がどうなってこうなるというのは、読んでのお楽しみということで。
ただ、誰も彼もが何かといわくありげで、いろいろ絡みだしていきます。

タイトルの生首は、石膏像の生首から本物の生首に様相を変え、様々な人間関係や恨み辛み、憎しみなどが渦を巻いて、怒涛の解決に向けて動き出しました。

推理のプロセスが淡々と語られ、クールに説明的に物語が流れているところです。
さて、真犯人とは(;゜ロ゜)ハッ
そして、その裏に潜む理由とは(;゜ロ゜)ハッ

もう少ししたら、最後の感想を。

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2005.02.25

生首に聞いてみろ 読中記2

何だか、いろいろありまして。
ようやく半分くらいまで来ました。

法月さんの「生首に聞いてみろ」の読中記を。

物語は、主人公である法月さんが、友人の写真展に行くところから始まります。
そこで、ある女の子に出会うわけですが、その子がまた偶然にも知り合いの作家さんの姪ということで。
そしてそのお父さんが、石膏を使った作品で有名な芸術家なのですが・・・

何か、かい摘んで書こうとしても、結構内容が複雑で、かい摘んでるのかどうか判らないといった感じになりそうなので。
要は、法月さんが事件に巻き込まれて、探偵のように事件を調べ始めます。

主題となっている生首は、例の石膏作品の首が、発見されたあと何者かに切断されているというところから、中盤になり驚くべき展開を見せていきます。
例のというのは、有名な芸術家の父が娘の石膏像を作っているわけです。
その石膏像というのが、別れた妻を元にした作品の鏡像のようになっていてですね・・・
えぇ??そういう展開??

いやなに、所々で感心させられる推理が満載で。
書き出したらきりがないのですが、よく考えられているというか、綿密に仕組まれているというか。
読み応えありますよ、この作品。

また、そのうち読中記か感想を。

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2005.02.17

生首に聞いてみろ 読中記1

でわ、法月さんの「生首に聞いてみろ」の読中記を。

この作品は、まず、まっとうな推理小説のようです。
主人公であり、作者の法月さんと同じ名前を持つ法月さんは、推理作家という設定の中で探偵のような働きをしていくのですが、正に推理小説風に話が進んでいきます。

ミステリーという分野は、ミステリーに括られているとはいえ、人間ドラマや感動巨編など、比較的広いくくりとなっているようですが、久々の本格派ミステリーといった感じ。

ストーリー展開は、どちらかというと平坦というか、書き方だと思うのですが、淡々と進んでいく感じです。
なんかねぇ、フラットな感じなんですよ。
あえて例えて言うなら、ファミコンやプレイステーション的な推理もののゲームの字幕を読んでいる感じといったらいいでしょうか。
決して嫌なわけではないのですがね。

まだまだ序盤戦、そこここに仕掛けがちらほら出て来た感のあるところですが、最初はこの辺で。
また、そのうち読中記か感想を。

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2005.02.11

生首に聞いてみろ

白岩さんの「野ブタ。をプロデュース」は読み終わりました。
そのうち感想を。

そして、法月綸太郎さんの「生首に聞いてみろ」を読み始めました。
この本、とにかく肩書きが凄いんですよ。
「2005年このミステリーが凄い」第1位
「本格ミステリ・ベスト10」第1位
昨年の肩書き№1の「犯人に告ぐ」も結構いけてたので、これも期待。

出だし、「生首」などという、おどろおどろしい単語からはかけ離れた平穏な始まり。
なんと、この作品の主役は「法月」さんといいます。
それも、作家さん。

そんな「法月」さんが、後輩の写真展を見に行くところから物語は始まります。
うむ、どのような展開になるのか、全く見えない・・・・

結構分厚い作品なので、少し長期戦に備えつつ。
またそのうち感想を。

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