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奥田英朗 「イン・ザ・プール」

2005.04.23

イン・ザ・プール映画化

「空中ブランコ」のドラマ化に続き、「イン・ザ・プール」が映画化だそうです。

映画「イン・ザ・プール」ヘッドライン
映画「イン・ザ・プール」オフィシャルサイト

ドラマのキャスティングは・・・

 伊良部医師:阿部寛
 セクシー看護婦マユミ:釈由美子

でしたが、、、映画のキャスティングは・・・

 伊良部医師:松尾スズキ
 セクシー看護婦マユミ:MAIKO
 
だそうです・・・・・・・誰?
すいません、よく知らない人でした。(^^;

あと、実は実は、漫画化などもされているようで。

漫画「精神科医Dr.イラブ」

なんだか、怪しげな絵ですが。
おぉ、結構大流行しているのね、なんて。

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2004.08.17

イン・ザ・プール 5編目感想 そして 空中ブランコへ・・・


cover

では、5編目、最終話の感想を。

5編目 ~いてもたっても~
 煙草の火の始末が気になりだすルポライターの話です。
 確認の末外出しようと外に出ると、また気になってきて、段々外出するまでに時間が掛かるようになってきます。
 そして、気になるところが、火の始末だけでなくなって、、、

「家の鍵を閉めたかな?」とか、「煙草の火を消したかな?」とか、独り暮らしを始めた頃は非常に気になりました。
実家に住んでいる頃は、「行って来ます!」と言って、鍵もかけずに外出していた訳で。
あと、帰ってきて、「鍵がない!」と慌てることが、ままあります。
特に酔っ払って、ものをうまく探せなくなってるときには焦ります。
酔いすぎたときは、記憶の喪失とともに何の心配も無くベッドに寝ているのですが・・・

話がそれましたが、こういうのを「強迫神経症」というそうです。
心配も、度を過ぎれば病気と言うことで。

今日の伊良部医師コーナー!
・・・すっかり定着気味で。

 「『えー、カウンセリング?』伊良部が鼻の頭に皺を寄せ、さもいやそうに言った。
  『無駄だって。そういうの』
  『無駄?』
  『生い立ちがどうだとか、性格がどうだとか、そういうやつでしょ。
  生い立ちも正確も直らないんだから、聞いてもしょうがないじゃん』」

って、おまえ神経科の医者かよ!
と突っ込んでみたり。
でも、なんとなく本質を突いているような気がしたり。

なんか気に入ってしまったので、そのまま「空中ブランコ」いっときます。
引き続き、伊良部医師ワールドを!


cover

イン・ザ・プール 4編目感想

4編目の感想です。

4編目 ~フレンズ~
 この作品は、高校生の男の子の物語です。
 この男の子は、携帯電話命で、メールを打っていないと気がすみません。
 そんな主人公が携帯を壊してしまうと、誰かからメールや電話が来てるのではないかと、
 気が気ではありません。
 そこらじゅうの友達に、「俺のケイタイにメールした?」なんて聞いてまわったりして、、、

ここでも、伊良部医師は、患者と同じように携帯魔になります。
伊良部医師は、患者と同じ立場になっていく、もしくは、患者と同じ病気になってしまうとこがあります。

俺も携帯大好きで、電車の中では、本を読んでいないときは携帯しています。
一応、マナーモードにもちゃんとしています。
携帯を忘れたときに、メールや電話が来ていないか、気になる気持ちは結構分るような気がします。
別に、連絡が付かなければそれまでで、他の人はさして気にしていないっていうのも分ります。
今のご時世、世の中には、結構携帯中毒が一杯いるのでしょう。

今日の伊良部医師コーナー!
・・・まだ続けてみます。

 「昨夜、未読のメールをチェックしたら百通以上あった。
  いやな予感がしてみると、ほとんどが伊良部からだった。
  《これからお風呂に入るよ》
  《風呂から出たよ》
  《晩御飯はハンバーグだよ》
  《ニンジンを残しちゃダメって、おかあさんの叱られた》
  これにどうやって返事を打てというのか。大人だろう?」

伊良部医師は、基本的に言動がおこちゃまです。
ってか、わざとやってるのかって程、思考回路が幼稚な感じです。

そして、まだ続くのであった・・・

2004.08.16

イン・ザ・プール 3編目感想

3編目の感想を。

3編目 ~コンパニオン~
 コンパニオンを職業とする美人でスタイル抜群の主人公。
 まわりの全ての人たちがストーカーに見えてきます。
 そして、オーディション何かに行くと、周りの人たちが嫌がらせをしている気が。
 さらに、親友まで自分を蹴落とす存在に、、、

自信過剰な人というのは世の中多いと思います。
これが、外見が美しい人は、尚更なんでしょう。
今回の作品は、最初は誰かに見られていると思うところから始まり、段々エスカレートしていく様子が描かれています。
自信と勘違いは紙一重といいますが、勘違いが度を過ぎれば、心の病なのかもしれません。
こわいこわい。


今日の伊良部医師コーナー!
・・・いきなりですが、伊良部医師の魅力的な一節を書いておこうかなと。

 「振り向いたら、伊良部が鼻の穴を広げ、興奮した様子で針の刺さった腕を見ていた。
  なんなのよ、この病院は-----。」

伊良部医師は、患者が来るといきなり注射をする。
そして、注射をするところをいつも興奮してみている。

・・・うむ、あまり魅力的な一説ではなかったか。
ではまた。

2004.08.15

イン・ザ・プール 2編目感想

ではでは、2編目の感想を。

2編目 ~勃ちっ放し~
 淫夢を見た後、トイレに向かう途中で広辞苑が落ちて股間に命中した。
 気の遠のくような痛みに襲われ、勃ちっ放しになってしまう主人公のお話。
 この病、実は主人公の心の問題が引き起こしたものだった、、、

「陰茎強直症」というこの病気、初めて聞きました。
やはり、日常生活を営むなかで、この状態はきついでしょう。
でもまぁ、見事に伊良部医師は解決してしまうわけで。

伊良部医師は、色白で太った、すっとぼけた、変なお医者さんですが、なんともまぁ魅力的な感じです。
身近にいると、はてどうだろう、、、とは思いますが。

まず、行動が奇異です。
1編目のイン・ザ・プールでは、患者と一緒にプールにハマってしまうし、2編目では、自分の離婚問題で、子供のような喧嘩を繰り広げます。

精神的に病んでいる人にとって、カウンセリングするとか、投薬するとか、現状を把握し、分析した上で何か対応するとか、一般的な治療方法があるのかもしれませんが、この作品の中で伊良部医師は、およそ治療と呼べるようなことはしません。
どちらかというと、患者と一緒にその事柄にはまり込んでいきます。

うむ、やはりおもしろい。
では、次の感想はそのうち。

2004.08.13

イン・ザ・プール 1編目感想

世の中みんな、精神的に病んでいる。
主人公は、伊良部総合病院の精神科に通う患者。
そんなやつらは、色白の太った医学博士、伊良部一郎が解決してやる。

・・・・上のコメントに、あまり意味はありません。
では、1編目の感想を。

1編目 ~イン・ザ・プール~
 表題作です。
 内臓が学級崩壊みないになるという不調を訴え、伊良部医師と出会います。
 運動をしたほうがよいという話を聞き、プールに通うようになりますが、これが気持ちいい。
 そして、プールに通うことが生きがいとなり・・・

この、「イン・ザ・プール」っていうタイトルに騙されていました。
この物語は、病める小市民のお話です。

この物語は、おもしろい。
まるで、マンガのようです。
伊良部医師が、なんていうか、よいです。
どのようによいかというのは、おいおい書いていくとして、いまのところ、かなりお気に入りです。

ストレスの時代などといいますが、会社にしろ、学校にしろ、ストレスに満ち溢れていると思います。
たぶん、昔よりストレスが多くなったというより、人が精神的に弱くなった、もしくは、物事がより複雑になったのではないかと思います。
そんな中で、ストレスの欠片も持っていない、まさにオリジナルな伊良部医師の存在は救いです。

これは、どんどん書が進んでしまう、、、
また、次の感想なぞ。

2004.08.10

イン・ザ・プール

奥田さんの作品読み始めました。
1ポンドの悲しみ、最後の1編の感想と、まとめはのちほど。

「イン・ザ・プール」奥田英朗さんの作品です。
奥田さんはこの間の直木賞を受賞された方で、この作品は連作で、受賞作「空中ブランコ」は、「イン・ザ・プール」の続編だそうです。
ということで、受賞作を読む前にまずこの作品を読んでみようと。

表紙のイメージや題名から、この作品はシリアスもの、もしくはホラー系かと思っていました。
思っていましたということは、違ったということですが。
帯に「日本文学に、新しい必勝のキャラクターが登場!」なんて書いてあって、読んでみると結構おもしろ系だと。
イメージ騙されてた、っていうか、表紙や題名に惑わされて、本題を見失ってた、、、、
まぁ、そこまでではないですが。

また、感想なぞ。

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