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2005.03.20

弘海 ~息子が海に還る朝


cover

でわ、市川さんの「弘海」、感想なぞ。

読み終わった感じ、いつものようにほんわかとして、幸せな気分になれる作品でした。
大きく、テーマは2つあったように思います。
1つは前にも書いた「親の子供への愛」で、もう1つは「子供の成長と旅立ち」

比較的、普遍的なテーマを2つ並べてくるところは憎い。

そして、この作品はファンタジックな物語です。
少しネタバレになって今いますが、タイトルにもなっている、弘海が海に還るという。
海に還るというのはものの例えとして、人は誰も得意な部分があり、この物語の弘海は水の中が得意分野であったということで。
水の世界を知ることで、弘海は見違えるほどの成長を遂げていく。

子供を育てるということは、親も成長する。
子供は、もっと早いスピードで成長する。
少し忘れていたんですが、成長するんですね、人は。
人の、成長の過程が全て物語なんだなぁと思いました。

今回少し残念だったのは、既に題名で内容の予想がつき、物語の最初で既に弘海はいなくなっており、過去を振り返る形で物語が進行していくこと。
もう少し、読む側のハラハラ感であったり、先の見えない、ある種ミステリーっぽいあっと驚く展開があってもよかったかと。
少し物足りなさを感じもしたりして。

そうはいっても、やさしい作品に仕上げられています。
市川作品好きにはお薦めです。

では、また次の作品の感想なぞ。

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市川拓司 「弘海 ~息子が海に還る朝」」カテゴリの記事

コメント

kerokoさんコメントどもです。
今回のは少し物足りなかった感はあるものの、市川さんのmあのふわふわ感は味わえる作品でした。
読んでて安心できる作品ではありますね。

市川さんの作品は安定感があって
たぁさんとしては満足感があるみたいですね!

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» 「弘海 -息子が海に還る朝」 [わたしの見た(モノ)]
市川拓司の新作「弘海 -息子が海に還る朝」 水彩画のようなタッチ、 他の作品同様、会話中心の文章で、サラッと読めてしまった。 いつもながら夫婦、家族の... [続きを読む]

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