フォト

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« こたあさん | トップページ | なぎさの媚薬 2編目 ~研介の青春~ »

2004.07.31

なぎさの媚薬 1編目 ~敦夫の青春~

実は、この辺2編からなる連作でした。
まずは、1編目の感想なぞ。

この作品、なぎさという娼婦に出会った男の物語です。
なぎさは、自分を買った男に少年の頃の夢を見せます。
その、夢というのが・・・

人生に疲れたり、世の中うまくいかない、そんな男がなぎさによって過去の甘い思い出に浸るのです。
物語は、なんともまぁ、なまめかしく、エロチックな感じで、おぃおぃここまで書いてしまうのかい?っていうくらい物凄いです。

1編目は、会社からリストラに会った敦夫が、その送別会の帰りでなぎさに出会います。
夢の世界では敦夫の中学時代の初恋の相手、告白さえ出来なかった相手との恋物語が展開されます。
その初恋の相手は、本物の世界では大学の新歓コンパで、「スーフリ」の如く酔わされ、レイプされ、という悲しい物語を持っていました。
そして・・・

で、この物語の感想ですが、、、
誰にでもある幼い頃の性への目覚め、その息苦しい程の欲望を夢の世界で実現する、、、うらやましい限りです。
あの時、あぁしておけば、こぉしておけばという過去の物語を、大人になった心を持って望むという感じ。
その中で、不幸な出来事を清算していく側面と、大人の主人公が癒される側面とを持っています。
アナザーワールドというのでしょうか、過去の別の物語。

生々しい表現に耐えられる人、もしくはそんな表現を望んでいる人にはお薦めです。

« こたあさん | トップページ | なぎさの媚薬 2編目 ~研介の青春~ »

重松清 「なぎさの媚薬」」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: なぎさの媚薬 1編目 ~敦夫の青春~:

« こたあさん | トップページ | なぎさの媚薬 2編目 ~研介の青春~ »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

カテゴリー